葬儀挨拶文
■葬儀の挨拶にはどんなものがあるか?

葬儀では「葬儀委員長挨拶・式辞・弔辞」「喪主挨拶」「友人代表お別れの言葉」・・・などがあります。このうち、弔辞・お別れの言葉と喪主挨拶以外は一般的な葬儀では行われな
いことが多いです。


1、葬儀委員長挨拶
個人葬の場合には、あえて葬儀委員長を立てないケースが最近は増えてきました。大型
葬儀(社葬など)では葬儀の主催者を代表して挨拶が行われます。したがってこれを式辞
と呼ぶことがあります。この要点は次の通りです。

故人の生涯を簡潔にふりかえる。故人の人柄・業績の紹介。参列者への感謝の言葉。

2、弔辞(お別れの言葉)
故人と関係の深かった、親しかった数名によって行われます。
良く長い弔辞に接することがありますが、最も伝えたいことにしぼって、3分以内で終わ
るように心がけたいものです。形式は特にありませんので思い思いのスタイルで心の中
にある想いを伝えれば良いのです。この要点は次の通りです。

故人と自分(または自分の所属する団体)と関わりを明らかにする。心に残るエピソードを
紹介する。故人のご逝去をいたみ、遺族への慰めの思いを伝える。

3、喪主挨拶
喪主または遺族・親族を代表する方が参列者へのお礼の挨拶を述べます。短くてかまい
ませんが、家族にとって故人がどういう人だったかを紹介するのも良いでしょう。また故人
の最後はどうだったか、ということは関係者にとって気がかりな事です。この要点は次の
通りです。

参列者へのお礼。故人は家族にとってどういう人があったか。最後の様子はどうであった
か。これかたの生き方の決意。

4、ご会食の前の挨拶
仏教の場合最近では初七日の法要も告別式当日に行うケースが多くなってきました。
(僧侶などの都合により告別式中に執り行う場合もあります)。ご会食(俗に精進落としと言
われています)の前に喪主か遺族代表者が挨拶を述べます。出棺時の挨拶は会葬者の方
に向けてのお礼になりますので、ここでは親戚の方や出席者への言葉になりますので意味
合いが異なります。また初七日(繰上げ)をされた場合は初七日の出席のお礼もかねてしま
しょう。なるべくシンプルに簡潔に致しましょう。この要点は次の通りです。

初七日のお礼と供養会食にあたっての挨拶。お身内の方に向けての挨拶なので簡潔に。
今後の予定など。

■挨拶の基本10ヶ条

1、話したい事を整理する
まず何を話すか、要点を箇条書きにして見ます。あれもこれも話したい事があっても、その
中でこれは是非というものだけ絞ります。

2、挨拶は長すぎてはいけない
長い挨拶=良い挨拶ではありません。自分の想いを全部語ろうとしたらいくれあ時間があ
っても足りません。式の中で話すのですから、葬儀委員長の式辞で5分以内・弔辞であれ
ば3分以内が限度です。

3、原稿用紙に書いてみる
整理したメモを基にして原稿用紙に書いてみます。早く話して400字詰原稿用紙1枚が約
1分です。ゆっくり話すとして約3分なら原稿用紙2枚です。書き上げたら1回声に出して読
んでみて時間を測ってみると良いでしょう。文章を目で読むスピードと声を出して話すスピ
ードでは大きな差があります。

4、前置きはなくてよい
緊張するばかりに、丁寧な長い前置きを長々と述べてしまう人がいます。かえって逆効果
です。短い時間ですから、中心内容に時間を使うのが良いです。

5、話の中心は一つに絞る
だらだらいろいろなことを話しても、聞いてる人に想いが伝わりません。最も言いたい事を
一つに絞ってそれを中心に構成します。

6、美辞麗句は心に残らない
挨拶と言う美辞麗句のオンパレードということが少なくありません。だが、聞く立場になって
考えればわかるのですが心に残りません。同様に決まり文句を多用しない事です。本当に
伝えたいことを心をこめて話すほうが相手に想いが通じるものです。できるfだけ自分の気
持ちに正直に、自分お言葉で話したほうが想いが伝わり感動を引き起こします。

7、聞いてわかる言葉で話す
葬儀と言うとこれもまた難しい言葉のオンパレードです。やさしくて聞いてわかりやすい表
現を使いたいものです。原稿を作っても話すのですから、自然な言葉遣いで、聞いてる人
にわかるように、と言う事が基本です。

8、上手の話そうと思わない
話すプロではないのですから、上手に立派にという事を意識しすぎないようにしましょう。上
手くと考えると、言葉を必要以上に飾ってしまいます。自分らしく素直に話す事を心がけるほ
うが良いのです。

9、ゆっくりとはなしかけるように
あわてないで、ゆっくりと話しかけるように区切って話す事です。聞いている人に対し文章を
読んでる感じではなく目を見て語りかける感じで話すと良いでしょう。

10、自分らしい話をする
他人の弔辞に固有名詞だけを変えて話してみたところで、形は立派でも心がこもらないため
に相手に想いが伝わりません。故人と出会って、自分が最も印象深かったことを、下手でもい
いから自分の言葉で語るときに想いが伝わるのです


■忌み言葉

お葬式では「忌み言葉」があり、使用を避けるように言われていますが、人の死をあるがま
まに受け取るなら、気にする必要はありません。むしろ変に気にするあまり、不自然にならな
いようにしたいものです。気にされる方のために「忌み言葉」といわれているものを参考まで
に記載します。

重ねて 重ね重ね 重々 またまた 再び 再三再四 返す返す 続いて 繰り返す

「不幸が重なる」事を連想させるような言葉を避けるという心理から出た模様です。
「不幸が重なる」の「重なる」からさらに連想し、あらゆる重ね言葉(例 くれぐれも、いよいよ、し
ばしば)を避けるようにと、人によってはたくさんの忌み言葉を列挙する場合がありますが程度
問題です。次の言葉も「忌み言葉」としている例がありまが心配しすぎでしょう。
 
また なお さらに

同じ固有名詞を連呼してしまうと、くどくなりますのでご注意下さい。
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